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樹氷

じゅひょう
名詞
1
標準
frost on trees
文例 · 用例
その中でも水蒸気が地上の物体に接触して生ずる露と霜と木花と、氷点下に過冷却された霧の滴が地物に触れて生ずる樹氷または「花ボロ」を除けば、あとは皆地上数百ないし数千メートルの高所から降下するものである。
寺田寅彦 凍雨と雨氷 青空文庫
△福田豊四郎――『樹氷』は線の躍動味がねらひである、鹿の立体を筆触の重ねでこれほど出すといふことは非凡である、難を云へば月の位置が不確定なことゝ、鹿の尻に加へた色が平俗的である、月明りと雪明りとの交錯が美しい。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
途中ブナの木も樹氷で綺麗に飾られていますし、ボサも殆んど雪の下なので気持よく歩けました。
加藤文太郎 単独行 青空文庫
或る寒い朝のことフッと気が付いてペンを投げ棄て、窓の外を覗いてみると、外は一面の樹氷で、その中にチラホラと梅が咲いているのに驚いた。
夢野久作 眼を開く 青空文庫
私はとうとう向うへ行く勇気も、後へ引返す元気も全く無くなって、雪の中へ半身を斜めに埋めたまま、あたりの真白な、荘厳を極めた樹氷を見まわした。
夢野久作 眼を開く 青空文庫
樹氷に纏りつかれて重くなっているのだ。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
やがて樹氷のくだける音は、連続した風音のなかに消えだした。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
夜の小雨は、いつのまにやら今朝の粉雪に変っていた、私が二度目に眼をさました、それは八時半頃であったろう、窓をあけてヴェランダに出ると、山脚の樹氷、樅、白樺の小枝小枝は、美しくも飾られて、しんしんと、なお降りつもる雪の中に、朝出されたサヴォアの蜜は凍っていた。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
作例 · 標準
氷点下まで冷え込んだ朝、霧が木の枝に凍りつき、美しい樹氷のアーチを作り出した。
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朝日に照らされてキラキラと輝く樹氷は、冬の山岳地帯で見られる最も幻想的な風景の一つだ。
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厳しい吹雪が止んだ後、真っ白な樹氷に覆われた森が静寂に包まれている。
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2
標準
snow monsters (frost-covered trees)
作例 · 標準
蔵王の山頂付近には、巨大な「スノーモンスター」と呼ばれる樹氷がどこまでも続いている。
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夜間にライトアップされた樹氷は、昼間とはまた違う不気味で神秘的な姿を見せる。
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温暖化の影響か、かつてのような巨大な樹氷が見られる時期が短くなっているという。
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