弱腰
よわごし
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #34695 · 青空 57 例
標準
weak attitude
文例 · 用例
父の死体に取り縋ったが流石は武士の娘、父の太刀握って五郎蔵の背後から斬りつけたが、刀落され、弱腰ドウと蹴られて倒れた。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
全てこの国の相場は金解禁と支那問題を目標にして動いているのであるが米良は政府の弱腰をせせら笑いながら惨落した砂糖株でしこたまもうけた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
」 植木屋の布子の肩に、手を柔かに掛けた、弱腰も撓むと見える帯腰に、もの優しい羽織の紋の、藤の細いは清葉であった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 振向く処を一刀、向うづきに、グサと突いたが脇腹で、アッとほとんど無意識に手で疵を抑えざまに、弱腰を横に落す処を、引なぐりにもう一刀、肩さきをかッと当てた、が、それは引かき疵に過ぎなかった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
神職 (発き出したる形代の藁人形に、すくすくと釘の刺りたるを片手に高く、片手に鉄槌を翳すと斉しく、威丈高に突立上り、お沢の弱腰を※と蹴る)汚らわしいぞ!
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
彼処に、尾花が十穂ばかり、例のおなじような兀げた丘の腹に、小草もないのに、すっきりと一輪咲いて、丈も高く莟さえある……その竜胆を、島田髷のその振袖、繻珍の帯を矢の字にしたのが、弱腰を嫋やかに、白い指をそらして折って取った。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
」 と扇子の要で、軽く払うにつれて、弱腰に敷くこぼれ松葉は、日に紅く曼珠沙華の幻を描く時、打重ねた袖の、いずれ綿薄ければ、男の絣も、落葉に透くまで、薄の簪は静である。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
目をはずすまいとするから、弱腰を捻って、髷も鬢もひいやりと額にかかり……白い半身が逆になって見えましょう。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
作例 · 標準
「いつまでもそんな弱腰じゃ、交渉相手に足元を見られてしまうぞ」
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会社の不祥事に対して、経営陣が弱腰な対応に終始したため批判が集まった。
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彼は強気な発言を繰り返していたが、いざとなると急に弱腰になった。
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