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句々

くく
名詞頻度ランク #38360 · 青空 57
1
標準
every clause
文例 · 用例
それがちょうど俳諧連句の句々の連珠のようなモンタージュによって次々に展開進行して行くのである。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
二条良基は連歌の句々の推移のありさまを浮世の盛衰にたとえ、また四季の運行に比べている。
寺田寅彦 俳諧の本質的概論 青空文庫
』 兒玉の言々句々、肺腑より出で、其顏には熱誠の色動いて居るのを見て、人々は流石に耳を傾むけて謹聽するやうになつた。
国木田独歩 日の出 青空文庫
機構が稍々大きく、歌ふものとしての整斉を節々句々或は字脚、アクセントの上に必要とし、相当に複雑してゐるので、眼を瞑つてただ心頭に案配し調律することは容易でなかつた。
北原白秋 新頌 青空文庫
句々洗錬の足らざるが恨なり、ホラチウスの教を知らずや、唯だ放置せよ、放置してその熟するを待てといへり、おん身の作も亦然なり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
此詞は句々腐蝕する藥の如く我心上に印せり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
一度二度と繰り返し読みますとお言葉がはつきりして来て、今度は一句々々楽しく読ませて戴きますの。
牧野信一 〔婦人手紙範例文〕 青空文庫
胸の中の嵐や悶えを、深く秘めて、彼の作家の夢は縦横に伸び、彫み出さるゝ片言句々が、何んな飛躍をはらみ、寧ろ云ひ得べくんば、さり気なき言葉のうちに奇怪なる後光を背ふて、戛々と鳴るさまが――おゝ、あれほどまでに愚かなる読者ではあるものゝ、昔と今とのその作物の熟達至極に、怕れを抱くことが出来るのだ。
牧野信一 「尾花」を読みて 青空文庫