腕力
わんりょく異読 うでぢから
名詞頻度ランク #28650 · 青空 707 例
標準
strength in one's arms
文例 · 用例
何とか返辞をしろ、といきり立ち腕力に訴えようとしても、相手は、双葉山である。
— 太宰治 『横綱』 青空文庫
『では、どうすれば好いんだ、ど、どうすれば……腕力なんて、野蠻な……僕は』紳士は對手の權幕に、震へ聲を出して、殆ど、全く、實際、困つた樣子。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
何しろ、もう三十余年前にただ一度実見したきりなので記憶がはなはだたしかでないが、網を張った叉手の二等辺三角形の両辺の長さが少なくも九尺くらいあり、柄竿の長さもほぼそのくらいあるかと思われ、とにかくずいぶん大きなものであるので、それを自由に操作するには相当の腕力を要するものであったように思う。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
いまでは横田はヤンキーの女達が過去スペインの愛犬に恋慕したように、無謀な愛情ときわどい婦人社会の教養をうけて裸体で近東風な機械体操や、スパルタ風の腕力を発揮したり、恐らくあの毛むくじゃらの胸を、つき出して、サロンを物好きな流行女の号令によって、自由自在に這い廻っていることだろう。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
何とか返辭をしろ、といきり立ち腕力に訴へようとしても、相手は、双葉山である。
— 太宰治 『横綱』 青空文庫
驚破と謂わば飛蒐らんず、気勢激しき軍夫等を一わたりずらりと見渡し、その眼を看護員に睨返して、「権利は無いが、腕力じゃ!
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
看護員は、海野がいわゆる腕力の今ははやその身に加えらるべきを解したらむ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
楚歌一身に聚りて集合せる腕力の次第に迫るにも関わらず眉宇一点の懸念なく、いと晴々しき面色にて、渠は春昼|寂たる時、無聊に堪えざるもののごとく、片膝を片膝にその片膝を、また片膝に、交る交る投懸けては、その都度靴音を立つるのみ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
作例 · 標準
彼は腕力に自信があり、重い荷物も軽々と運んでしまう。
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腕力に頼るだけでなく、効率的な体の使い方を学ぶべきだ。
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子供の頃、父の腕力に驚嘆したものだ。
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標準
force
作例 · 標準
その問題は、腕力ではなく知恵で解決すべきだ。
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政治の世界では、時に腕力に物を言わせるような場面もある。
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交渉では、腕力ではなく論理で相手を説得することが重要だ。
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