幻辞.com

煙筒

えんとう
名詞
1
標準
chimney
文例 · 用例
二|本の煙筒に四|本檣の頗る巨大な船である、此度支那及び日本の各港へ向つての航海には、夥しき鐵材と、黄金眞珠等少なからざる貴重品を搭載して居る相で、其船脚も餘程深く沈んで見えた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
『おゝ、それなら、あの電氣燈が澤山に輝いて、大きな煙筒が五|本も六|本も並んで居る處は――。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
六千四百|噸の巨船もすでに半は傾き、二本の煙筒から眞黒に吐出す烟は、恰も斷末魔の苦悶を訴へて居るかのやうである。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
之れぞ二本煙筒に二本檣の海蛇丸!
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
そして、この血に餓えて呻く虫の、次第に勢を加えたにつけても、天気模様の憂慮しさに、居ながら見渡されるだけの空を覗いたが、どこのか煙筒の煙の、一方に雪崩れたらしい隈はあったが、黒しと怪む雲はなかった。
泉鏡花 陽炎座 青空文庫
これを、あたりの湯屋の煙、また、遠い煙筒の煙が、風の死したる大阪の空を、あらん限り縫うとも言った。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
落葉松林の中柔かなは春さきの落葉松の山、ややかすむ洩れ陽のすぢ、渓あひの枯草、鉱泉をあたたむる人が薪割り、午すぎの煙筒の煙。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
それから一ぴきの大きなかうもりが、こはれおちてゐる煙筒の上へ来てとまりました。
鈴木三重吉 湖水の鐘 青空文庫
作例 · 標準
冬の朝、隣家の煙筒から白い煙が立ち上っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
工場の古い煙筒は、もう何年も使われていないようだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
屋根の上に立つ煙筒からは、薪を燃やす香ばしい匂いが漂ってくる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
2
標準
kiseru
作例 · 標準
祖父は書斎で、愛用の煙筒をゆっくりと吹かしていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
骨董市で、精巧な装飾が施された古い煙筒を見つけた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この喫茶店では、煙筒でタバコを吸う昔ながらのスタイルを楽しめる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite