慣らし
ならし異読 ナラシ
名詞頻度ランク #28972 · 青空 4 例
標準
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文例 · 用例
隼太郎は、近く南アルプスに登る計画があるので、足慣らしに連れたのであった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
而も、その暗記の仕方といふのが、先づ日光の中で、次は曇り日、次は夕方、次は電燈、結局最後に蝋燭の光の中でといふ風に明暗の順序を追つて眼を慣らしながら研究暗記し、乏しい明るさの中でもこの木目はこの牌とすぐ分るやうに努力するのだと言ふ。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
うちの子供らがあひるを慣らしているのを見て、今まではいっこうにあひるに対する興味がないか、あるいは追い回す以外の可能性を考えなかった近所の子供たちも、とんぼをつかまえて来たりあき鑵にいっぱいいなごを取ってはあひるに食わせることを覚えて来た。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
普通に使ふアマリヽスとか、チユーリツプ、カーネーシヨン、ダリヤといふやうな洋花以外の、まだ滅多に使つた例しのない奇矯な南洋の花や珍しい寒帯の花、枯れた草木の枝葉などを独創的に使ひ慣らして、華道の伝統感覚の模倣を破つた新興美術的手法の効果を示さうとした。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
今から慣らしておかにゃ、詰まらんぞ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
子供のみならず、今度は妻までも口を出してこの三毛を慣らして飼う事を希望したが、私はやっぱりそういう気にはなれなかった。
— 寺田寅彦 『ねずみと猫』 青空文庫
手道具なども昔の品の使い慣らしたりっぱな物のあるのを、生物識りの骨董好きの人が、だれに製作させた物、某の傑作があると聞いて、譲り受けたいと、想像のできる貧乏さを軽蔑して申し込んでくるのを、例のように女房たちは、「しかたのないことでございますよ。
— 蓬生 『源氏物語』 青空文庫
極めて非事務的な思ひを込めて、事務的な習慣らしく何気なさゝうに“From, your's, your's”と打ち、心細く S.M. などゝ署名した。
— 牧野信一 『悪筆』 青空文庫
作例 · 標準
新車の慣らし運転のために、週末は少し遠くまでドライブに出かけた。
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転職したばかりなので、最初の数週間は環境への慣らし期間だと思っている。
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マラソン大会に向けて、まずは30分程度のジョギングから体を慣らしていく。
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