放談
ほうだん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
free talk
文例 · 用例
だが私は例の調子で、相手の氣分におかまひなく、無遠慮にずばずばと放談した。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
一朝、生活にことやぶれ、万事窮したる揚句の果には、耳をつんざく音と共に、わが身は、酒井真人と同じく、「文芸放談」。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
おおよそは何かしらに拠って、手製の万八を無遠慮に加えず、斯様も有ったろうというだけを評釈的に述べて、夜涼の縁側に団扇を揮って放談するという格で語ろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
2、吉田首相は「放談」ぐせがつきすぎました。
— 宮本百合子 『戦争・平和・曲学阿世』 青空文庫
最終戦争と言えば、いかにも突飛な荒唐無稽の放談のように考え、また最終戦争論に賛意を表するものには、ややもすればこの戦争によって人類は直ちに黄金世界を造るように考える人々が多いらしい。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
印象批評と放談のうちに、ジャーナリズムと読者とに対するある種のデモンストレーションが行われ、批評は個々人の印象批評にとどまった。
— 宮本百合子 『五〇年代の文学とそこにある問題』 青空文庫
「昔にかえった」火野葦平の社会的よろこびの感情の底は深いものであって、この「文芸放談」第三回は、その点でつよく感じさせるところがあった。
— 宮本百合子 『しかし昔にはかえらない』 青空文庫
そして、人間は理性あるものであって、ある状況のもとでは清潔な怒りを発するものであるということを見ないふりして益々高声に放談する文学であった。
— ――こんにちの文学への疑い―― 『「下じき」の問題』 青空文庫
作例 · 標準
居酒屋での上司との飲み会は、いつも仕事の愚痴から始まるが、最終的にはとりとめのない放談で終わる。
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テレビの深夜番組で、お笑い芸人たちが台本なしの放談を繰り広げているのが面白い。
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政治家による政界放談の記事は、裏話が盛りだくさんで読者の関心を引きつける。
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