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月夜

つきよ異読 げつや・つくよ
名詞頻度ランク #34618 · 青空 1684
1
標準
moonlit night
文例 · 用例
女|倶して内裏拝まん朧月 春宵の悩ましく、艶かしい朧月夜の情感が、主観の心象においてよく表現されてる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
しかし、どうしてそれが月夜の晩によく見えるかは誰も説明する人はなかった。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
月夜に往来へ財布を落しておいて小蔭にかくれて見ている、通行人があたりを見廻わしてそれを拾おうとするときに、そっと手許の糸を手繰ると財布がひとりでするすると動き出すというような深刻な教育法をも実行した事があったようである。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
西洋くさい文明が田舎のすみずみまで広がって行っても、盆の月夜には、どこかの山影のような所で、昔からの大和民族の影が昔の踊りを踊っているのではあるまいかと。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
天文学者はこの機を利用して観測に耽り、詩人宗教家はこの間に星月夜の美観を唱い造化の偉大を頌える事が出来る。
寺田寅彦 宇宙の二大星流 青空文庫
おや、あの河原は月夜だらうか。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
また、「キ、ヒ、ミ」も「月」が「月夜」となり、「火」が「火中」となり、「神」が「神風」となり、「身」が「むくろ」(骸)となり、「木」が「木立」になります。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
雁がね 朝月夜のかげ空に残りて、見し夢の余波もまだ現なきやうなるに、雨戸あけさして打ながむれば、さと吹く風|竹の葉の露を払ひて、そゞろ寒けく身にしみ渡る折しも、落くるやうに雁がねの聞えたる、孤つなるは猶さら、連ねし姿もあはれなり。
樋口一葉 あきあはせ 青空文庫
作例 · 標準
煌々と輝く月夜の下、波打ち際を散歩するのはこの上なく贅沢な時間だ。
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「こんな綺麗な月夜なら、提灯がなくても道が見えるね」
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月夜に照らされた森は、昼間とは全く違う神秘的な雰囲気を醸し出している。
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