新月
しんげつ
名詞頻度ランク #23705 · 青空 222 例
標準
new moon
文例 · 用例
〔まひるつとめにまぎらひて〕宮沢賢治まひるつとめにまぎらひてきみがおもかげ来ぬひまはこころやすらひはたらきしそのことなにかねたましき新月きみがおももちをつきの梢にかゝぐれば凍れる泥をうちふみてさびしく恋ふるこゝろかな
— 宮沢賢治 『〔まひるつとめにまぎらひて〕』 青空文庫
回々教と新月形 回教では新月形を記章とする事あたかも基督教の十字架のごとくである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
始めは二つの爪あるいは牙の根元を糸や金具で縛ったものを用いていたが、後には一片の彫刻物で代用するようになり、後には真中の継目の痕も略されて新月形になってしまったという事がわかった。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
振り向いて西の空を仰ぐと阿蘇の分派の一峰の右に新月がこの窪地一帯の村落を我物顔に澄んで蒼味がかった水のような光を放っている。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
日が落ちる、野は風が強く吹く、林は鳴る、武蔵野は暮れんとする、寒さが身に沁む、その時は路をいそぎたまえ、顧みて思わず新月が枯林の梢の横に寒い光を放っているのを見る。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
蒼溟として暮れかかる松林の上の空に新月が磨ぎ出された。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
印度洋中の氣ぎて眞の闇――勿論先刻までは新月の微かな光は天の奈邊にか認められたのであらうが、今はそれさへ天涯の彼方に落ちて、見渡す限り黒暗々たる海の面、たゞ密雲の絶間を洩れたる星の光の一二|點が覺束なくも浪に反射して居るのみである。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
漸の事で起上つた水兵は、新月の微なる光に其穴を眺めたが忽ち絶叫した。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
夜空には新月が輝き、星がより一層際立って見えた。
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農業暦では、新月の時期は種まきに適しているとされる。
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暗闇の中で、新月の光だけが頼りだった。
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標準
crescent moon
作例 · 標準
夕暮れの空に、細い新月が優しく浮かんでいた。
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「見て、今日の新月はまるで筆で描いたようだね。」
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新月の夜、静かな海辺を散歩するのは心地よい。
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