三が日
さんがにち
名詞
標準
first three days of the New Year (January 1-3)
文例 · 用例
三が日過ぎたある日親類へ行ったら座敷に蓄音機が出ていた。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
清三は三が日をすますと、母親のとめるのをふりはなって、今までにかつてないさびしい心を抱いて、西風の吹き荒れる三里の街道を弥勒へと帰って来た。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
三が日の晴着の裾踏み開きて走せ来たりし小間使いが、「御用?
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
こうして仁侠に富むデブチャンにだけは益々見放されることがなく、非常に彼を憎みまた軽蔑している女房のもとへ悪酒を盗みに忍ぶようなことをして三が日をともに祝った。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
ところが新年の三が日半死半生の悪酔いによってミソギをした私は、北九州の炭坑においては大そうリリしく立働き、文士も一かどのサムライであるというような声価を高めた。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
九州の炭坑に三が日もぐりこんだがおかげで石炭のメキキができるようになったが、わが家の石炭は石炭とボタのアイノコだ。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
去年の暮れ、釣り堀へいったときに、おじいさんが、「新年は、三が日の間懸賞つきで、寒ぶなをたくさんいれますよ。
— 小川未明 『ある少年の正月の日記』 青空文庫
走り奴の久太が、三が日の町飾りや催し物の廻状を持ってきたあとから、頭の使いが借家の絵図面を届けてくる。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
お正月は、三が日に初詣に行くのが恒例だ。
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三が日は、家族や親戚とゆっくり過ごすことが多い。
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デパートは三が日から初売りで賑わっていた。
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