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漁獲高

ぎょかくだか
名詞
1
標準
catch (of fish)
文例 · 用例
第一、生魚をば持って来る漁師が、漁獲高を数えて持って来る者は一人も居りまっせん。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
彼等は川崎のことでは全責任があり、監督と平漁夫の間に居り、「漁獲高」のことでは、すぐに監督に当って来られた。
小林多喜二 蟹工船 青空文庫
百石三千円と見、平年の漁獲高五百石と見て、一万五千円、金利だけ損だが、それですめばまだいい方だった。
島木健作 鰊漁場 青空文庫
釣り師は魚をとるというより、一日何のくったくもなく、都会を離れて雑音をさけ、澄み切った空気を腹いっぱいに吸い、魚と遊んでくるので、漁獲高は問題としない。
三遊亭金馬 江戸前の釣り 青空文庫
「満船の鮪を失ったのがよっぽどくやしかったんだろう」と隆二は呟いた、「――二十五年も漁撈長をして、いつもどの船より漁獲高が多かったという、網元への申訳なさもあったろうが、干飯崎きっての漁撈長という二十五年の自尊心のほうが強かったのではないか。
山本周五郎 おごそかな渇き 青空文庫