柯
ふる
名詞頻度ランク #15692 · 青空 37 例
標準
handle of an axe
文例 · 用例
藩王以下は、永楽に及んで藩に就きたるなれば、姑らく措きて論ぜざるも、太祖の諸子を封じて王となせるも亦多しというべく、而して枝柯甚だ盛んにして本幹却って弱きの勢を致せるに近しというべし。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
諸王にして悦ばざるときは、宗家の枝柯、皇室の藩屏たるも何かあらん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
「夏」は繁りはびこる岸辺の白樫の柯葉の隙間に沸白の渓流が透かし見え、岩の上に鶺鴒が尾を動かすところである。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
南柯の夢で正成を笠置に召し出したのが奉公の最初であるとする、『太平記』の説はさて措き、早くからこの君臣の間に、ある関係があったことは想像出来る。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
彼は臨※の人で、字を柯古といい、父の文昌が校書郎を勤めていた関係で、若いときから奇編秘籍を多く読破して、博覧のきこえの高い人物でありました。
— 酉陽雑爼(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
また、銀鴨一羽取りて(兼ねて鳥屋内に置く)参進して葉柯に附くとあり。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
線の太い歴史物よりは『南柯夢』や『旬殿実々記』のような心中物に細かい繊巧な技術を示しておる。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
上野公園の秋景色、彼方此方にむらむらと立|駢ぶ老松奇檜は、柯を交じえ葉を折重ねて鬱蒼として翠も深く、観る者の心までが蒼く染りそうなに引替え、桜杏桃李の雑木は、老木稚木も押なべて一様に枯葉勝な立姿、見るからがまずみすぼらしい。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
作例 · 標準
彼は新しい斧を買う代わりに、山で切り出した樫の木を使って折れてしまった柯を新しく自作した。
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祖父から譲り受けた古い斧は、刃は研げばまだ使えるが、柯の部分は虫食いが酷くて交換が必要だった。
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太い薪を割ろうと力任せに斧を振り下ろした瞬間、ミシミシと嫌な音がして柯が真っ二つに折れてしまった。
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ウィキペディア
柯(か)は漢姓の一つ。『百家姓』の164番目の姓である。2020年の中華人民共和国の統計では人数順の上位100姓に入っていないが、台湾の2018年の統計では46番目に多い姓で、102,607人がいる。
出典: 柯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0