日の入り
ひのいり
名詞頻度ランク #40616 · 青空 40 例
標準
sunset
文例 · 用例
それで日の入りがぼやけた朱色に見え、日の出が褪めた桃色に見えるが、兎に角その交代して繰り返されて行くことが分かる。
— GREISE 『老人』 青空文庫
「だから、もういいのだ、黙って僕と帰ってけばいい」ふざけるようにお高の眼を見て、「それで、仲なおりをすりゃ、いいじゃないか、夫婦喧嘩と西の風は、日の入りかぎりだと云うことがある、それでいいでしょう」 お高は意のある眼づかいをした。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
日の入り果てし頃、われは獨り山上なる寺院の一房に坐して、窓より海を眺め居たり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
それに日の入りと共にいやな南風も西へ回って空の色がよくなった。
— 伊藤左千夫 『水籠』 青空文庫
此夜明けには止むだろう、此日の入りには止むだろうも皆空だのみであった。
— 伊藤左千夫 『大雨の前日』 青空文庫
さて、或る時のこと――いや、ほんの、まるで今の先きのことのやうに思へるが――ちやうど日の入り頃、祖父は瓜畑へ、日中、西瓜の日蔽にかけておく、葉つぱを取りのけに出てゐた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
…… 足掛け六年の後、雪子の甥の香川を眼の前に置いて、やはり思はれるものは、若し雪子と結婚してゐたら、田舎の村で純樸な一農夫として真面目に平和な生涯をおくるであらうこと、寵栄を好まないであらうこと、彼女と日の出と共に畠に出、日の入りには、鍬や土瓶を持つて並んで家に帰るであらうこと。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
或は又天気模様を考へては明日の入りを気遣つてゐたであらう。
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
作例 · 標準
今日の日の入りは午後6時過ぎなので、それまでにキャンプの設営を終わらせよう。
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地平線に沈んでいく日の入りを眺めながら、今日一日の出来事を静かに振り返った。
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日の入りと共に気温が急激に下がり始めたので、慌てて上着を羽織った。
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