儕輩
さいはい異読 せいはい
名詞
標準
colleagues
文例 · 用例
それが出来れば彼は、儕輩を出し抜ける。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
せめては骨肉|相食むような不幸な家庭、儕輩相※ぐようなあさましい人間の寄り合いを尋ね歩いて、ちぐはぐな心の調律をして回るような人はないものであろうか。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
外交官にしては直情径行に過ぎ、議論の多い規矩男の父の春日越後は、自然上司や儕輩たちに好かれなかった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
さても変物、此男木作りかと譏る者は肉団奴才、御釈迦様が女房|捨て山籠せられしは、耆婆も匕を投た癩病、接吻の唇ポロリと落しに愛想尽してならんなど疑う儕輩なるべし、あゝら尊し、尊し、銀の猫捨た所が西行なりと喜んで誉むる輩是も却て雪のふる日の寒いのに気が付ぬ詮義ならん。
— 幸田露伴 『風流仏』 青空文庫
儕輩の誰彼が恐れるのはこの顔だ。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
儕輩や部下にしか見せなかったあの残忍な顔である。
— 中島敦 『牛人』 青空文庫
もっとも余り物質的の名誉を重んずる夫人の性質も極端だが、それだけにまた儕輩に群を抜いて、上流の貴婦人に、師のごとく、姉のごとく、敬い尊ばれている名誉を思え、七歳の年紀から仏蘭西へ行って先方の学校で育ったんだ。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
然し恁うして儕輩のみが聚まれば殆んど別人である。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
彼は常に儕輩の意見に耳を傾ける。
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儕輩と協力して難題を解決した。
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この業界の儕輩は皆、切磋琢磨している。
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