詮索
せんさく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #31959 · 青空 592 例
標準
inquiry into
文例 · 用例
母の歿したのちは男の手一つで女中や婆あやや書生を使い、私を育てて来た父には生甲斐として考証詮索の楽しみ以外には無いように見えたが、やはり寂しいらしかった。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
これほど極端でないまでも、実際科学者としては日進月歩の新知識を修得するだけでもかなりに忙しいので、歴史的の詮索までに手の届かぬのは普通の事である。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
それがまた特に合議者間に平素から意思の疎通を欠いでいるような場合だと、甲の持ち出す長所は乙の異議で疵がつき、乙の認める美点は甲の詮索でぼろを出すということが往々ある。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
彼は四十年前の審査員に握り潰されていた論文|反古の中から J. J. Waterston という男の仕事を掘出し、それがガス論に関すジュール、クラウジウス、マクスウェルの仕事の先駆をなしていることを発見して、これを出版し、同時に隠れたこの著者の行衛を詮索したりした。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
この盲人の根気と熱心に感心すると同時に、その仕事がどことなく私が今紙面の斑点を捜してはその出所を詮索した事に似通っているような気もした。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
それを詮索するのは興味もあり有益な事でもあるが、それは作と作家の価値を否定する材料にはならなかった。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
」 ふだんから話好きのをぢさんもこの問題については堅く口を結んでゐるので、わたしも押返して詮索する手がかりが無かつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
お道の話から考へると、幽靈はどうしても武家奉公の女らしく思はれるので、Kのをぢさんは遠い知行所を後廻しにして、先づ手近の堺屋から詮索に取りかゝらうと決心した。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、事件の真相を詮索するために、警察に協力した。
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プライベートなことまで詮索されるのは、あまり気分の良いものではない。
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「そんなに詮索しないでくださいよ!」と彼女は少し怒ったように言った。
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