干天
かんてん
名詞
標準
drought
文例 · 用例
夕立や田をみめぐりの神ならば――と俳聖が干天に祈つた三圍神社も、もう香夢洲の名所でもなくなつてしまつた。
— 長谷川時雨 『河風』 青空文庫
他の土人病院設置候補地であった平取、静内などの町村をしりぞけ、白老に病院をつくりあげた土人協会の人達にとっては、まさに干天の慈雨とでもいうか、最良の医師においでを願ったということになるのである。
— ――アイヌの慈父・高橋房次―― 『生きているコタンの銅像』 青空文庫
こんなに干天で吹くのだから。
— 一九四〇年(昭和十五年) 『獄中への手紙』 青空文庫
このお手紙は干天の雨でした。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
現在の懐具合では干天の慈雨でございます。
— The Weight of the Crown 『王冠の重み』 青空文庫
これは主観と客観ということばの場合と同一でイワユルなんかんてんところてんの相違である。
— 辻潤 『だだをこねる』 青空文庫
○家に居なくなった母 ○雲が母の顔に見える ○子供山の向うに行ってしまう ○茅野 ○かんてんをつくる木のわく沢山雪の上にある。
— 宮本百合子 『一九二七年春より』 青空文庫
革命とは水っぽい艶々の羊かんかんてん かんてん かんてんの泥人間一人が孤独で戦う群勢はいりません家柄やお国柄では飯は食えぬ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
記録的な干天が続き、ダムの貯水量が危険なレベルまで低下している。
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農家の人々は、干天による作物の枯死を防ぐため、夜を徹して水やりを続けた。
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長期間の干天は、山火事のリスクを高め、生態系にも深刻な影響を与える。
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