厩
うまや異読 まや
名詞多音語頻度ランク #33224 · 青空 764 例
標準
stable
文例 · 用例
村落の光る厩のうへに、かがやく愛の手は伸びゆきて、われの身は銀の一脈、ひそかに息づき生命はや絶えなんとする。
— 萩原朔太郎 『厩』 青空文庫
※ 幸福幸福は厩の中にゐる藁の上に。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
今までじっと立っていた馬は、この時|一緒に頸をあげ、いかにもきれいに歩調を踏んで、厩の方へ歩き出し、空のそりはひとりでに馬について雪を滑って行きました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
女車掌が蟋蟀のような声で左右の勝景を紹介し、盗人厩の昔話を暗誦する。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
厩の二階の物置を二つに仕切って一方を暗室とし、壁と天井を、煤とビールの混合物で塗った。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
(F・O)S=七五郎家の外(昼) 厩の中で馬に飼料をやりながら七五郎、傍の柵に凭れている石松と話している。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
三十分あまりで工場を出ると、馬場先生と自分とは厩橋あたりの隅田川岸へ出て、川沿ひに兩國の方へ歩いて行つた。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
」「ああで」 荷物を積んだ橇は、門から厩の脇にひっぱりこまれた。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
作例 · 標準
例句