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譫語

せんご
名詞
1
標準
talking in a delirium
文例 · 用例
そうして熱の高い時には譫語のように人形の口真似をして、パパアやママアを叫んでいたということだ。
岡本綺堂 河鹿 青空文庫
とき/″\譫語のように「まあ、面白い」とか「ほんとに人を莫迦にしてるよ」と言って、唐突にぱか/\と笑います。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
熱はげしくて譫語のみ言いしを、エリスがねもごろにみとるほどに、ある日相沢は尋ね来て、余がかれに隠したる顛末を審らに知りて、大臣には病の事のみ告げ、よきように繕い置きしなり。
森鴎外 舞姫 青空文庫
ところが又、その譫語のうちに、普通人にはチンプン、カンプンの囚人用語が、チョイチョイ混っているのに気が付きますと、Aは忽ち、今までの恐怖心理から一ペンに解放されまして、見る見る持ち前の記者本能に立ち帰ってしまったものだそうです。
夢野久作 キチガイ地獄 青空文庫
勿論此れとても句の裏面には殘燈の下に枕を欹てゝ居る作者の居室の光景の潜在像は現在して居て、それがなければ此等の句は全然無意味な譫語に過ぎないのであらう。
寺田寅彦 天文と俳句 青空文庫
看病にはフエネルラとて、聾ひたる女を附けられしかば、幸に我|譫語も人に怪まるゝことあらざりしならん。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
嗚呼、是れ皆熱の爲めに發せし譫語のみ、苦痛の餘なる躁狂のみ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
ちょっと聞くと誠に出任せな譫語のようだが実は支那に古来虎多く、その民また特に虎に注意して色々と区別を付ける事あたかもわが邦で鷹や馬に色々種別を立てたごとし。
虎に関する史話と伝説民俗 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
高熱のため、彼は一晩中譫語を話し続けた。
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医者は、患者の譫語から病状の悪化を察知した。
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「助けて…」と、彼女はかすれた声で譫語をもらした。
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