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監房

かんぼう
名詞
1
標準
(prison) cell
文例 · 用例
) そうなるためには、留置場や、監房は立派な教材に満ちていた。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
けれども、監獄に抛り込んである首謀者共が、深夜そうっと抜け出して来て、ブン殴っておいて、またこっそりと監房へ帰って、狸寝入りをしている、と云う考えは穿ちすぎていた。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
ギラギラする光の中から、地下室の監房のような船室へ、いきなり飛び込んだ彼は、習慣に信頼して、ズカズカと皿箱をとりに奥へ踏み込んだ。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
同時に私が監房の中で自殺を決心したのは、一文無しになった自分の前途を悲観したからではない。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
これの最初の寫しは、彼が寒氣骨に徹する監房にこれを書いてから十八日目、即ち彼にとつて獄中に迎へた最初の新年、さうしてその生涯の最後の新年であつた明治四十四年一月四日の夜、或る便宜の下に予自らひそかに寫し取つて置いたものである。
‘V NAROD’ SERIES’ A LETTER FROM PRISON 青空文庫
明治四十三年十二月十八日午後東京監獄監房にて幸徳傳次郎EDITOR'S NOTES*一 幸徳はこれを書いてから數日の後、その辯護人の勸めによつて、この陳辯書と同一の事を彼自ら公判廷に陳述したさうである。
‘V NAROD’ SERIES’ A LETTER FROM PRISON 青空文庫
若し又暇をえて狐森の煉瓦塀内に客とならば、その陰暗たる方三尺の監房にも心雲悠々たる閑天地を発見するに難からじ。
石川啄木 閑天地 青空文庫
恰度こんな暑い日だつた、俺は監獄で……と戯奴が面を顰める……俺は監獄であまり監房の臭気が陰気なので、汚ない亜鉛の金盥に水を入れて、あの安石鹸を溶しては両手で掻き立て掻き立て、強い弾ぢきれさうな匂を息の苦しくなるほど跳ね散らしてゐた。
北原白秋 桐の花 青空文庫
作例 · 標準
裁判官は、被告人に懲役〇年、監房での生活を命じた。
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収監された受刑者は、狭い監房で静かに過ごすことを求められる。
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映画では、監房の鉄格子越しに会話するシーンが印象的だった。
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