連れ合い
つれあい
名詞頻度ランク #31158 · 青空 26 例
標準
one's husband
文例 · 用例
――ふむ、君の連れ合いのことだから、狐にしてもさぞ美しい若狐だろう。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
「私は七十にもなりまして、連れ合いも七十で死んで了いまして、息子も一人居りましたが死んで了いました。
— 横光利一 『街の底』 青空文庫
私は金を持っておりましたが、連れ合いの葬式が十八円もかかりましてもう一文もございません。
— 横光利一 『街の底』 青空文庫
ところへ、彼女の連れ合いが来た。
— 宮本百合子 『小鳥』 青空文庫
そういう袖子の父さんは鰥で、中年で連れ合いに死に別れた人にあるように、男の手一つでどうにかこうにか袖子たちを大きくしてきた。
— 島崎藤村 『伸び支度』 青空文庫
姉さんと呼んでいるここのかみさんのトミヨがサイの母親の血つづきで、上京したのも、その連れ合いが高島屋の裁縫をひとてでやっているというお針屋の口を世話してくれたからであった。
— 宮本百合子 『三月の第四日曜』 青空文庫
ところが家のなかのことや、サイのほかに四人おいている下宿人の世話は連れ合いのおふくろであるこの婆さんが一切とりしきっていた。
— 宮本百合子 『三月の第四日曜』 青空文庫
サイを今の勤めにふりむけて、女中に行っている先から暇をとらしたのは、周旋屋のようなことを商売しているトミヨの連れ合いの寸法であった。
— 宮本百合子 『三月の第四日曜』 青空文庫