上文
じょうぶん
名詞
標準
the foregoing
文例 · 用例
外史氏山陽が後に詠んだのに、|将士銜枚|馬結舌|桶狭如桶雷擘裂|驕竜喪元敗鱗飛|撲面腥風雨耶血一戦始開撥乱機万古海道戦氛滅唯見血痕紅紋纈笠寺の山路ゆすりしゆふたちの あめの下にもかゝりけるかな これは幕末の井上文雄の歌である。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
上文に據ば金剛嬉戯は和合出生之義だそうな。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
それから井上文雄と云ふ先生があります。
— 森鴎外 『假名遣意見』 青空文庫
言ひ換ふれば、我が国民に普遍なる特質(而して此かる特質は要求するまでもなく作家が日本人なる限り、其の描写の方面を異にせるに拘らず、之れに触れざる作家なかるべき所以は普遍といふ語にも著くまた上文既に論じたる所にも著し)とは果して如何なるものなるかと。
— 綱島梁川 『国民性と文学』 青空文庫
それから『荊楚歳時記』から引いた元旦の式を述べた上文、〈以て山※悪鬼を辟く〉の次に、〈長幼ことごとく衣冠を正し、次を以て拝賀し、椒柏酒を進め、桃湯を飲み屠蘇を進む云々、各一鶏子を進む〉とあって、註に『周処風土記』に曰く、正旦まさに生ながら鶏子一枚を呑むべし、これを錬形というとある。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
そもそも産児制限なるものは、法律上文化的の生活が許されたる智識階級の……」云々。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
これ以上文藝時代ともあらうものが、背競べをさせられて、しかも平氣で背くらべをして大家を持ち上げて默つてゐると云ふその顏つきは見てゐられないではないか。
— 大正十三年十一月四日 川端康成宛 『書翰』 青空文庫
次に井上文雄の『調鶴集』を見てまた失望す。
— 正岡子規 『曙覧の歌』 青空文庫
作例 · 標準
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