年数
ねんすう
名詞頻度ランク #10520 · 青空 185 例
標準
number of years
文例 · 用例
いわゆる颱風なるものが三十年五十年、すなわち日本家屋の保存期限と同じ程度の年数をへだてて襲来するのだったら結果は同様であろう。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
これが晩年までも彼のロンドンでの定宿となり、ほとんど毎年数週ないし数月をここに送ることになったのである。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
年数と干支が全部合理的につじつまを合わせて、念入りに誤植されるという偶然の確率はまず事実上零に近いからである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
それだから年号と年数と干支とを併記して或る特定の年を確実不動に指定するという手堅い方法にはやはりそれだけの長所があるのである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
中にね、――潰島田に水色の手柄を掛けた――年数が経って、簪も抜けたり、その鬢の毛も凄いような、白い顔に解れたが――一重桜の枝を持って、袖で抱くようにした京人形、私たち妹も、物心覚えてから、姉に肖ている、姉さんだ姉さんだと云い云いしたのが、寂しくその蜜柑箱に立っていた。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」「はい、それに実は何でござります、……大分年数も経ちました事ゆえ、一時半時では、誰方もお心付の憂慮はござりませんが。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
屋の棟を、うしろ下りに、山の中腹と思う位置に、一朶の黒雲の舞下ったようなのが、年数を知らない椎の古木の梢である。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
梅雨期のせいか、その時はしとしとと皮に潤湿を帯びていたのに、年数も経ったり、今は皺目がえみ割れて乾燥いで、さながら乾物にして保存されたと思うまで、色合、恰好、そのままの大革鞄を、下にも置かず、やっぱり色の褪せた鼠の半外套の袖に引着けた、その一人の旅客を認めたのである。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
作例 · 標準
この契約の年数は、あと5年です。
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彼はこの会社に勤めて20数年になります。
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熟成させるのに必要な年数は、ワインの種類によって異なります。
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