閼伽
あか
名詞頻度ランク #9518 · 青空 32 例
標準
water offering to Buddha
文例 · 用例
隣り寺、寺の古墓、日あたりは未だも暑けど、墓掃くとかがむ影すら、閼伽汲むと寄るすらも無し。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
先っきの若い男が「や、閼伽桶」と叫んだ。
— 森鴎外 『百物語』 青空文庫
所謂閼伽桶の中には、番茶が麻の嚢に入れて漬けてあったのである。
— 森鴎外 『百物語』 青空文庫
美しい侍童などがたくさん庭へ出て来て仏の閼伽棚に水を盛ったり花を供えたりしているのもよく見えた。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
朝に近い月光のもとで、僧たちが閼伽を仏に供える仕度をするのに、からからと音をさせながら、菊とか紅葉とかをその辺いっぱいに折り散らしている。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
仏の閼伽の具などが縁に置かれてあるのを見て、源氏はその中が尼君の部屋であることに気がついた。
— 松風 『源氏物語』 青空文庫
経巻の作りよう、仏像の飾り、ちょっとした閼伽の器具などにも空蝉のよい趣味が見えてなつかしかった。
— 初音 『源氏物語』 青空文庫
東を下町、一に閼伽井町と稱し、西を上町、一に箕輪と稱す。
— 大町桂月 『鹿野山』 青空文庫
作例 · 標準
毎朝、祖母は仏壇に新しい閼伽を供えてから手を合わせている。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
寺院の庭には、閼伽を汲むための専用の井戸である閼伽井が設けられていた。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
住職は、法要の前に清らかな閼伽の水を器に並べて準備を整えた。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
ウィキペディア
閼伽(あか)は、仏教において仏前などに供養される水のことで六種供養のひとつ。サンスクリット語のargha(アルガ)の音写で、功徳水(くどくすい)と訳される。閼伽井から汲まれた水に香を入れることがあり、閼伽香水と呼ばれることもある。
出典: 閼伽 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0