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落着

らくちゃく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #22299 · 青空 577
1
標準
being settled
文例 · 用例
」 だが今日は非常に落着いてゐた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
店の出入りは忙しそうであったが、主人は相変らず落着いて相手になっていた。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
「狸」でない子がわざとなんだか落着かないような様子をして天井を仰いでみたり鼻をこすってみたりして牽制しようとするなどはきわめて初歩であるので、その裏をかくつもりで「狸」自身がわざとそのような振りをすることもある。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
その頃|流行った鍔の広い中折帽を被って縞の着物、縞の羽織、それでゴム靴をはいて折カバンを小脇にかかえている、そうして非常にゆっくり落着いて歩いて来るのである。
寺田寅彦 高浜さんと私 青空文庫
これは、夏目先生が英国へ留学を命ぜられたために熊本を引上げて上京し、奥さんのおさとの中根氏の寓居にひと先ず落着かれたときのことであるらしい。
寺田寅彦 子規自筆の根岸地図 青空文庫
しかしどうも此の東京の街頭に畫架を据ゑて、往來の人を無視してゆつくり落着いて、目を細くしたり首をひねつたりする勇氣は――やつて見たら存外あるかも知れないが、考へて見ただけではどうもなささうに思はれる。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
こんなものでも半年も戸外に吊して雨曝しにして自然の手にかけたら、少しは落着いたいゝ色調になるかも知れないと思つたりした。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
わざ/\一人前の食膳をこしらへさせるのが氣の毒な位であつたが、しかし靜かで落着いて大變に氣持がよかつた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
作例 · 標準
長年続いていた近隣との境界トラブルが、ようやく円満に落着した。
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交渉は難航したが、双方が譲歩することで無事に落着の運びとなった。
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犯人の逮捕によって、街を震撼させた連続窃盗事件はようやく落着を見た。
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