図書室
としょしつ
名詞
標準
library (usu. single-room)
文例 · 用例
自由に図書室へ出入りすることを許されたが図書室の中はいつ行ってみても誰もいないでひっそりしていた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
自分は幸いにここでも図書室を自由に開放してもらって、読書したりノートを取ったり、また河のメアンダーに関する小さな「仕事」をさせてもらったりした。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
学生の数も少なかったから図書室などもほとんど我物顔に出入りして手当り次第にあらゆる書物を引っぱり出してはあてもなく好奇心を満足しそうなものを物色した。
— 寺田寅彦 『科学に志す人へ』 青空文庫
S氏は自分にその人の名刺を見せて、このかたがP教室の図書室を見たいと言っておられるが、どうしましょうかというのである。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
教授が今ここの図書室で見たいと言った本は、同教授の関係した北光観測のエキスペジションの報告書であったが、あいにくそれが当時のP教室になかったので、あてにして来たらしい教授はひどく失望したようであった。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
図書室などで喫煙を禁じるのは、喫煙家にとっては読書を禁じられると同等の効果を生じる。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
決して彼らの図書室に満載された中のどの物理学書でもないのである。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
復一はそのバロック時代なるものを知らないので、試験所の図書室で百科辞典を調べて見た。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫