幻辞.com

封ずる

ふうずる
動詞-ずる変動詞-他動詞
1
標準
to seal (letter)
文例 · 用例
――だが、浮気の道を封ずることは男の特権だからな。
吉行エイスケ 職業婦人気質 青空文庫
大抵の主人は抱えの読書を嫌い、厳しく封ずるのが普通で、東京でも今におき映画すら断然禁じている家も、少なくなかった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
建文帝の国を遜らざるを得ざるに至れる最初の因は、太祖の諸子を封ずること過当にして、地を与うること広く、権を附すること多きに基づく。
幸田露伴 運命 青空文庫
太祖が諸子を封ずることの過ぎたるは、夙に之を論じて、然る可からずとなせる者あり。
幸田露伴 運命 青空文庫
併し之を會津に封ずるに當つて、忽として百萬石を與へたのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
さるほどに、山又山、上れば峰は益累り、頂は愈々聳えて、見渡せば、見渡せば、此處ばかり日の本を、雪が封ずる光景かな。
泉鏡花 雪の翼 青空文庫
斯くて婦人が無体にも予が寝し衾をかゝげつゝ、衝と身を入るゝに絶叫して、護謨球の如く飛上り、室の外に転出でて畢生の力を籠め、艶魔を封ずるかの如く、襖を圧へて立ちけるまでは、自分なせし業とは思はず、祈念を凝せる神仏がしかなさしめしを信ずるなり。
泉鏡花 妖怪年代記 青空文庫
あまつさえ、水底に主が棲む……その逸するのを封ずるために、雲に結えて鉄の網を張り詰めたように、百千の細な影が、漣立って、ふらふらと数知れず、薄黒く池の中に浮いたのは、亀の池の名に負える、水に充満た亀なのであった。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
作例 · 標準
手紙をしっかり封ずることで、内容の秘密を守った。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
契約書は署名の後、厳重に封ずる習慣がある。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
2
標準
to prevent
作例 · 標準
警察は不審な車両の逃走経路を封ずるため、道路に検問所を設置した。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
当局は危険な施設への立ち入りを封ずる措置を取った。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001