天才児
てんさいじ
名詞
標準
child prodigy
文例 · 用例
ワンズワースの牢獄に初めて謙虚な悲念に掻き暮れ得た驕慢な天才児の末路は汝にいい訓戒だ。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
二十六歳の天才児左内は、裁判官に大義名分を述べ「貴公達もさう考へないか」と大いに説教したのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
言えば不自然に聞こえるほどの天才児であった。
— 桐壺 『源氏物語』 青空文庫
第一回の会合から出席した天才児、スティーブン・ウォズニアックは、まわりの出席者が彼らだけが理解できるパスワード(暗号)を使ってしゃべっており、自分はすっかり疎外されたような気分を味わったという。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
木戸のカンが当っていれば絶好のニュースだから、新聞社を訪れて一応将棋記者の耳に入れておこうかと思ったのだが、まんまと外れていると天才児の将来のために良くない結果になるかも知れぬ。
— 坂口安吾 『桂馬の幻想』 青空文庫
私は然し、終戦後に劃期的な新風をもたらした天才児は、横山泰三だろうと思う。
— 坂口安吾 『戦後新人論』 青空文庫
土地によっては父兄が野球を好まぬようなところもあるから、あたら天才児が柔道三段ぐらいになっていたりするものである。
— 坂口安吾 『戦後新人論』 青空文庫
事件は警視庁へレンラクされ、結城新十郎が登場を乞われて魔の犯人と腕くらべをするに至ったのであるが、犯人の世にも聡明な狡智によって幾重にも張りめぐらされた奇々怪々なカラクリ、実に明治最大の智能的殺人事件は、さすがの天才児新十郎もその謎をとくには血の汗のしたたる難儀を要したのである。
— その四 ああ無情 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼い頃から難しい曲を完璧に演奏する天才児だった。
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その天才児は、わずか5歳で大学レベルの数学を理解していたという。
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漫画の主人公は、スポーツも勉強もできる万能の天才児として描かれている。
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