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単色画

たんしょくが
名詞
1
標準
monochrome picture
文例 · 用例
そういう暗澹たる空模様の中で、黒死館の巨大な二層楼は――わけても中央にある礼拝堂の尖塔や左右の塔櫓が、一|刷毛刷いた薄墨色の中に塗抹されていて、全体が樹脂っぽい単色画を作っていた。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
しかし、色調を奪って、その眩耀を吸収してしまうばかりでなく、それを黒と白の単色画に、判然と区分してしまうものが、実にこの漆扉――すなわち黒鏡なのでした。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
けれども、その不思議な単色画は疑いもない人影であって、数えたところ十人余りの一団だった。
小栗虫太郎 潜航艇「鷹の城」 青空文庫
それは緑色ばかりで描かれた単色画であつた。
或は病める薔薇 田園の憂欝 青空文庫
作例 · 標準
墨の濃淡だけで表現された単色画には、カラー写真にはない独特の静寂が宿っている。
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この美術館の特別展では、ルネサンス期の貴重な単色画が数多く展示されている。
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彼は風景の骨格を捉えるために、あえて色を排した単色画の手法を好んで用いる。
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ウィキペディア

単色画 は、1970年代中頃よりはじまった韓国人作家たちによる美術動向(アート・ムーブメント、芸術運動)である。絵具を押し付ける、キャンバスを浸す、鉛筆を滑らせる、紙を裂くというように素材を巧みに駆使することで作品を作り上げていった。日本語と同様、韓国語でも文字通り「モノクローム・ペインティング」を意味する。1980年に美術批評家の李逸の言及によって、中間色を用いた抽象的な絵画作品を描いた作家たちのゆるやかな集まりのことをこう呼ぶようになった。ソウル、東京、パリといった地での展覧会開催によって、単色画は国際的に現代韓国美術を代表する動向となり、現代アジア美術における礎石のような存在であると言える。

出典: 単色画 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0