好機逸すべからず
こうきいっすべからず
表現
標準
make hay while the sun shines
文例 · 用例
今や、信玄の周辺人なく好機逸すべからずとみてとった謙信は馬廻りの剛兵十二騎をしたがえて義信の隊を突破し信玄めがけて殺到して来た。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
道子は不安気に黙つてゐるけれど、好機逸すべからずの時であるけれど――どうしても言葉が見出せぬ。
— 牧野信一 『爪』 青空文庫
彼は恰も此の好機逸すべからずと、死の谷の方へ脱兎の如くに早く駈け出して行ったのだった。
— 海野十三 『科学時潮』 青空文庫
加ふるに義仲と快からざる、武田信光が、好機逸すべからずとして、彼を頼朝に讒したるに於てをや。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
余程どぎもを抜かれたと見え、その後は「スペインの女王」の方へも余り通はないやうであるが、それでも海南島上陸だとかヘンケル機到着といふと、好機逸すべからずとばかり、お祝ひにちよつと一杯などと言ひだす。
— 坂口安吾 『市井閑談』 青空文庫
好機逸すべからず、と立ち上って、オ勘定とよぶ。
— 坂口安吾 『遺恨』 青空文庫
商売に失敗し、芸で身を立てようと思案中であつたから、好機逸すべからずと食堂の親爺夫婦にとりいりはじめた。
— 坂口安吾 『囲碁修業』 青空文庫
たまたま由子の訪れに好機逸すべからずと応接室へもぐりこんだ早業には、苦笑もしたが、むしろ劬はつてやりたいほどの憐れむ思ひがないこともなかつた。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
作例 · 標準
この投資の好機は滅多にないから、好機逸すべからず、今すぐ行動に移すべきだ。
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チームが波に乗っている今こそ、好機逸すべからず、優勝を目指して一気に突き進もう。
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「昇進のチャンスが来たんだから、好機逸すべからず、全力を尽くしなさい」と上司に言われた。
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