影裏
えいり
名詞
標準
shade
文例 · 用例
『電光影裏斬春風、此詩ですか。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
まさにこれ、「電光影裏截春風」の形であって、到底欧米人には味い得ない味だといっても敢て過言ではあるまいと思う。
— 小酒井不木 『「心理試験」序』 青空文庫
夕陽影裏落葉を踏んで歩めば、江湖淪落の詩人ならざるもまた多少の感慨なきを得まい。
— 一名 東京散策記 『日和下駄』 青空文庫
何でも昔しの坊主は人に斬り付けられた時|電光影裏に春風を斬るとか、何とか洒落れた事を云ったと云う話だぜ。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
「この間来た時禅宗坊主の寝言見たような事を何か云ってったろう」「うん電光影裏に春風をきるとか云う句を教えて行ったよ」「その電光さ。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
それに先生時々せき込むと間違えて電光影裏を逆さまに春風影裏に電光をきると云うから面白い。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
相変らず春風影裏に電光をきってるね」「春風影裏じゃない、電光影裏だよ。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
君などはことによると電光影裏にさか倒れをやるかも知れないぜ」「とにかくこの勢で文明が進んで行った日にや僕は生きてるのはいやだ」と主人がいい出した。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
作例 · 標準
表舞台で活躍する彼の影裏には、多くの苦労があったに違いない。
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この話の影裏には、複雑な人間関係が隠されている。
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芸術家の影裏に秘められた情熱を感じさせる作品だった。
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