私家版
しかばん
名詞
標準
privately printed book
文例 · 用例
軽くおちゃらけてもいるし、最後のところなど、今にも私家版のエキスパンドブックを量産しそうな勢いです。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
以上で※東綺譚私家版の句の私解を終る。
— 心猿 『荷風翁の發句』 青空文庫
たとえば、編集者が書名や作品内容を確認するために使ったり、翻訳家が検索エンジンで用語・用例を抜き取って教本をつくったり、学校の先生が作品をプリントして授業で配ったり、作品をダウンロードして私家版アンソロジーを製本したり……、把握している利用法だけでも十指に余る。
— インターネット図書館の開設から今日まで 『青空文庫ものがたり』 青空文庫
但しその時の当局の話では活字にして売り広めなければよいといふことであつたので、滞りがちの稿をついでどうやら上巻に予定した枚数に達したのを機会に、知己朋友に頒つことを目的とした私家版「細雪」を上木したところ、これがまた取締当局を刺戟し、兵庫県庁の刑事と云ふものゝ来訪を受けたことがあつた。
— 谷崎潤一郎 『「細雪」回顧』 青空文庫
レイベルを鑑定する専門家もいるし、レイベルだけをカラー写真で再現した本も、私家版だけど、出版されてるのよ。
— 片岡義男 『頬よせてホノルル』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自作の詩集を私家版として出版した。
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その研究者は、学術論文を私家版で友人たちに配った。
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私家版の本は、市販されているものとは異なる魅力がある。
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ウィキペディア
私家版(しかばん)とは主に自費出版で作成される書籍の形態であり、ISBNコードなどを定めず書店に流通させずに狭い範囲で配布することを目的としたもの。
出典: 私家版 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0