自費出版
じひしゅっぱん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞名詞-の形容詞
標準
self-publishing
文例 · 用例
……この売りと買いの勝負は、むろんお前の負けで、買い占めた本をはがして、包紙にする訳にも思えば参らず、さすがのお前もほとほと困って挙句に考えついたのが「川那子丹造美談集」の自費出版。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
では小部数を覚悟してそれでも本を出したいと願う書き手は、自費出版を引き受ける印刷所や編集業者を儲けさせて、懐にずんとひびく〈道楽〉に打って出るしかないのか。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
ピースボートで知り合った研究者やジャーナリスト、自費出版でユニークな本を出している書き手たち三十人ほどに連絡を取り、電子本をどう見るか、出してみる気はないかをたずねて回りました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
處女歌集『海の聲』出版當時のいきさつをばツイ二三ヶ月前の『短歌雜誌』に書いておいたから此處には略くが、思ひがけない人が突然に現はれて來てその人に同書の出版を勸められ、中途でその人がまた突如として居なくなつたゝめ自然自費出版の形になり、金に苦しみながら辛うじて世に出したものであつた。
— 野蒜の花 『樹木とその葉』 青空文庫
藤村は一家離散を敢てして、その作品を自費出版した。
— 宮本百合子 『今日の文学と文学賞』 青空文庫
――私が柄にもない自費出版なぞを思ひ立つたのは、實に當時の著作者と出版業者との關係に安んじられないものがあつたからだ。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
――自費出版で思ひ出す。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
今になつて、私は、この『緑蔭叢書』の自費出版が自分等の道を切り開くことに於て深い關係のあつたのに思ひ當る。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
作例 · 標準
自費出版は印刷技術の発展により、個人でも気軽に行えるようになった。
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この著者は自費出版で初めての作品を世に送り出した。
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自費出版は出版社の本より流通が限定的である。
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ウィキペディア
自費出版(じひしゅっぱん)とは、書籍をはじめとする何らかのメディアで、著者が自分で費用を出して出版することである。具体例としては、企業や自治体が独自に作成する出版物、趣味で作った絵本や詩吟会の作品集、自分史などが挙げられる。
出典: 自費出版 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0