籾殻
もみがら異読 モミガラ
名詞
標準
rice husks
文例 · 用例
ところどころ籾殻を箕であおっている。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
このスヰツチをかうすると、」などと言ひながら、あちこちのスヰツチをひねつて、モーターをぴたりと止めて見せたり、また籾殻の吹雪を現出させて見せたり、出来上りの米を瀑布のやうにざつと落下させて見せたり自由自在にその巨大な機械をあやつつて見せるのである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
知人が言うには、此の壁は土に籾殻を混ぜて塗ったので斯う丈夫に出来たのであると答えた。
— 岡本かの子 『愚かな男の話』 青空文庫
土に籾殻を混ぜてさえああ美事に出来るのである。
— 岡本かの子 『愚かな男の話』 青空文庫
」 実際米粒はどれもこれも女優のやうに籾殻といふ外套を着てゐた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
◇ どこの家でも、主人が家庭にばかり閉ぢ籠んでゐると、女房の多くはすべてそれを物足りなく思つて、どうかして亭主を籾殻か何ぞのやうに門口から外に掃き出す工夫はないものかと、ついそんなことまでも考へ出すものだ。
— 大正十一(一九二二)年 『茶話』 青空文庫
店の前の椅子に劉任瞻が腰かけて、小笊」]に盛った穀物を両手に揉んでは、笊を揺すって籾殻を吹いている。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫
いや、話していないどころか、あたかも蟹は穴の中に、臼は台所の土間の隅に、蜂は軒先の蜂の巣に、卵は籾殻の箱の中に、太平無事な生涯でも送ったかのように装っている。
— 芥川龍之介 『猿蟹合戦』 青空文庫
作例 · 標準
籾殻を燃やして、土壌改良材として利用する農家が多い。
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籾殻は、断熱材や緩衝材としても活用されている。
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昔の日本の家屋では、籾殻を壁の材料として使うこともあった。
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ウィキペディア
籾殻(もみがら)とは、籾(籾米)の最も外側にある皮の部分のこと。粗糠(あらぬか)、磨糠(すりぬか)、籾糠(もみぬか)、また単に籾(もみ)ともいわれる。
出典: 籾殻 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0