信憑
しんぴょう
名詞動詞-サ変頻度ランク #15775 · 青空 73 例
標準
trust
文例 · 用例
かくのごとき差別が偶然的局部的の異同に支配さるるとせば、広区域にわたるマクロスコピックの平均状態を知るのみにては信憑すべき実用的の予報は不可能に近し。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
仮りに科学的に信憑すべき根拠よりして、来る六十年ないし七十年間に某火山系に活動を予期し得るとせば、個人に対してはともかく、一県一道の為政者にとりては多大の参考となるべし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
西洋人のは、室町末期に日本に来た宣教師の作ったもので、日本語について十分の観察をして当時の標準的音韻を葡萄牙式のローマ字綴で写したものであるから、信憑するに足り、且つ各音の性質も大概明らかであって、当時の音韻状態を知るべき絶好の資料である。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
しかし水鏡は信憑すべき書ではない。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
若き白隠=慧鶴がこの聖典に対して、全くの手掛りなく、仏教全般に対しての信憑さえ失ったのは無理もないことである。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
事実、それから後に於ける私たち三人の同盟には、そんな、日本語不自由組だの「ウマが合った」だのの観念を超越した何か大きいものに向っての信憑と努力とがあったのだが、それが何であったか、私にはどうも、よくわからない。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
併し強ひて試に之を解して見れば、惜福者は人に愛好され信憑さるべきもので有つて、不惜福者は人に憎惡され危惧さるべきものであるから、惜福者が數※福運の來訪を受け、不惜福者が終に漸く福運の來訪を受けざるに至るも、自ら然るべき道理である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
氏郷の心中には常に徳川公を何とか思つて居たらしいのであるから、此は一時の豪語でも有らうし、又其の事實も必らずしも信憑すべからざるものであるが、併しながら氏郷の語は、慥かに徳川公の短處に中つて居て、東照公の横ツ腹に匕首を加へたものである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言葉を信憑するのかどうか、判断に迷うところだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この情報には信憑するに足る根拠がないため、鵜呑みにはできない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
長年の経験から、彼の報告は十分に信憑できると判断した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash