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裏付け

うらづけ
名詞頻度ランク #11841 · 青空 54
1
標準
support (e.g. for an argument)
文例 · 用例
たゞ或る時は僅かな経済学的知識を持出してその裏付けとなし、或る時は自分の感傷にまかせてダダを捏ねるのである。
中原中也 非文学的文士 青空文庫
かくの如きは、古くから日本の文学を裏付けてゐる無常観で、あまりに常套な、又あまりに感傷的な句ではあるが、しかも時の姿、流れの姿は、人の身の上ばかりでなく、川それ自身の栄華をすら、鼠色に暮れゆく川上の、遠山に沈む斜陽のうす黄色の中に、うすら寒い谷の影を、描き出されるやうになつた。
小島烏水 天竜川 青空文庫
世の中の酸いも甘いも味わい尽した人の、確実な性格の裏付けの上に、なお純良性が残り、素朴性が保留されている、そういう性格の味わいの現れが本当の尊い童心であります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
日比野博士夫人涌子の穏かな平凡な生涯に、この煤黒い小動物の奇怪な神秘性の裏付けのあることを、今更誰も気づかないのが、夫人自身のうら寂しくもなつかしい感懐であった。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
日比野博士夫人涌子の穏かな平凡な生涯に、この煤黒い小動物の奇怪な神秘性の裏付けのあることを、今更誰も気づかないのが、夫人自身のうら寂しくもなつかしい感懐であつた。
岡本かの子 蝙蝠 青空文庫
――息子に対する逸作の愛情は親の本能愛を裏付けにして実に濃やかな素晴らしい友情だとかの女は視る。
岡本かの子 かの女の朝 青空文庫
彼の此の予感は、彼を見返した女の熱情的な凝視(リメイは大変長い睫と大きな黒い目とをもっていた)によって更に裏付けられた。
夫婦 南島譚 青空文庫
氏の作品の頼もしさ力強さは、氏の作品を裏付けている志賀直哉氏の道徳ではないかと思う。
菊池寛 志賀直哉氏の作品 青空文庫
作例 · 標準
例句