角印
かくいん
名詞
標準
square seal (companies, etc.)
文例 · 用例
非常に恥かしいから何度も止さうと思つたが、折角印刷してあるのだからと云ふので、弟の云ふのに任した。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
さう云ふ事で、兎に角印度なり支那なり西洋なりに於て文化の要素として數へられて居た條件は、日本の暗黒時代に有ゆる外國から輸入された文化の着物を脱いだ後に、新たに發明され、或は保存されて存して居たのでありますから、日本人は文化的要素を持ち得る條件を備へて居ると云ふ事は申す迄もないのであります。
— 内藤湖南 『日本國民の文化的素質』 青空文庫
漂白粉をなげこんだ井戸には、白墨で三角印をつけてゆく。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
千代は昨日からの調査によると一昨年夫に死に別れて貧困になげこまれて苦しんでおり、娘がタイピストに出たのも一昨年だというから、少くも昨年のはじめにはもうあの三角印の封筒が駿三宛に送られたと思つていいだろう。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
それで兔に角印刷は西洋の方が東洋より後れて居ることは疑ふべからざる事實であるが、それでは印刷術は東洋から西洋に傳はつたのであらうかと云ふと、隨分六ヶ敷い問題で、つまり今日では、確たる證據がないのであります。
— 桑原隲藏 『東洋人の發明』 青空文庫
兔に角印刷では、支那が世界の開祖と申して差支ない。
— 桑原隲藏 『東洋人の發明』 青空文庫
もってかえって、よく研究してみなければならぬ」 そういうと、大利根博士は、白墨をポケットから出して、通風筒の穴のまわりに、丸印だとか三角印だとかをかきました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
劉生之印とある稍大形の角印及び劉生とある小形の角印がいけない。
— 木村荘八 『岸田劉生の日本画』 青空文庫
作例 · 標準
契約書をご確認の上、こちらに会社の角印をお願いします。
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経理部から回ってきた請求書に、部長が確認の角印を押した。
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この角印は、創業以来使われている歴史のあるものだそうだ。
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見積書には、社名の入った角印が押されている。
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