心苦しい
こころぐるしい
形容詞頻度ランク #33457 · 青空 567 例
標準
painful
文例 · 用例
家の敷金として、百圓くらゐ用意しなければならぬし、その他家財道具一切を買はなければならぬし、そのためには、どうしても、もう百圓は必要であらうし、とにかく、結婚當時の私には、著てゐる著物と、机と夜具、それだけしかなかつたのであるから、ずゐぶん心苦しいことが多かつた。
— 太宰治 『當選の日』 青空文庫
十七日にゆくとしろ……えいか、そのつもりで小支度して置け」 学校へゆくは固より僕の願い、十日や二十日早くとも遅くともそれに仔細はないが、この場合しかも今夜|言渡があって見ると、二人は既に罪を犯したものと定められての仕置であるから、民子は勿論僕に取ってもすこぶる心苦しい処がある。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
すべてそれらの人々の熱心な要求に対し、私はいつも心苦しい思ひをしなければならなかつた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
ペエジ數の都合で、「千代女」以前の作品も編入せざるを得なくなつて、心苦しいのであるが、いま此の機會に再讀なさつても、充分に新鮮の感じがするやうに、心掛けて編輯した筈である。
— 太宰治 『『風の便り』あとがき』 青空文庫
どうも、辞書を引いてたったいま知ったような事を、自分の知識みたいにして得々として語るというのは、心苦しい事である。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
お商売でのうても無代価では心苦しい。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
しかし、君勇は三好が自分のためにそんなに金を使うのを見ても、別に心苦しいとは思わなかった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
どれ、どれ、親切を無にするのも心苦しい、ええと、こう行って、こうからみ附けっていうわけか、ああ、実に不細工な棚である。
— 太宰治 『失敗園』 青空文庫
作例 · 標準
お忙しいところお手数をおかけして、心苦しく思っております。
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「もっと早く助けてあげられなくて、本当に心苦しいよ。」と彼は肩を落とした。
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彼の才能を伸ばす機会を奪ってしまったことを、私は心苦しく思っている。
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