熱性
ねっせい
名詞名詞-の形容詞
標準
excitable disposition
文例 · 用例
一八八二年十月に発熱性のリューマチスに罹って数週間出勤が出来なかった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
「夜」は無産階級をして、冷かな熱性を覚えさし、無産階級を奮起させる。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
かくて遂に、初期に於ける情熱性は排斥され、ゾラやモーパッサンの開祖でさえ、あまりに感傷的であるとして非難された。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
放蕩なる快楽は飲宴好色なり、着実なる快楽は晏居閑楽なり、熱性ある快楽は忠孝仁義等の目的及び希望なり、誠実なる快楽は家を斉へ生を理するにあり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
顔と首の表現の誇張感はモヂリアニ一流の人物の手を交叉させることに依つて、完全に画面を調和させてゐる『シュミーズの女』の表情の淫蕩性、『若き娘』の疲れたる愛慾の闘士といつた表情、この絵の胸のあたりのタッチの狂熱性は極度にモヂリアニの熱情を知ることができる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
たまたま、このタッチの狂熱性が沈潜して内部的な情熱となつて『裸婦』に現れるとき、豊淳な性や、重厚な性に悩む女を描く。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
帆村の気づいたところは、第一に非常に早乾きがすること、第二に、固まってしまえば鋼のような強い弾力を帯びること、第三に耐熱性に富んでいるらしい非常に優秀な漆喰だった。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
一人の人間の本質中に火熱性の元素、寒冷性、乾燥性、湿潤性等の元素がいかに混合されているか、その程度の差によってその人の情操、根性が定まり、また罹りやすい病もきまり、生死も定まるのである。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は熱性な性格で、一度興味を持ったことはとことん追求する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の熱性な気質は、チームに活気をもたらした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
熱性な人ほど、失敗を恐れず挑戦する傾向にある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash