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金庫

きんこ
名詞頻度ランク #12998 · 青空 1324
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標準
safe
文例 · 用例
学術的論文というものは審査委員だけが内証でこっそり眼を通して、そっと金庫にしまうか焼き棄てるものではない。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
これに反して、五年も十年も一生懸命骨を折って勉強をした人の、外目にはともかくも相当なコントリビューションにはなるであろうと思われるものが些細な欠点のために落第させられたり、二十年も事務室の金庫に秘蔵されるようでは、先ずよほどの自信家でない限り論文提出について逡巡せざるを得ないであろう。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
それから自動車に乘せて家へ連れ込み、金庫をあけて有りつたけの札束をすつかり相手にやつてしまふ。
萩原朔太郎 酒に就いて 青空文庫
家も、安楽椅子も、飾つきの卓も、蓄音機も、骨董や、金庫も、すべて、ナラズ者の南兵の掠奪に蹂躪されてしまうだろうと居留民たちは考えさせられた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
すなわち、数尺の鉛板あるいは百尺の水層を貫徹して後にも、なお機械に感じるのであるから、ビルディングの中の金庫の中にだいじにしまってある品物でもこの天外から飛来する弾丸の射撃を免れることはできないわけである。
寺田寅彦 蒸発皿 青空文庫
手術料は毎回払いであったが、いつも先生自身で小さな手さげ金庫の文字錠をひねっておつりを出してくれたのが印象に残っている。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
扉のすぐ横には黒塗りの立派な金庫も、ちゃんと口を開けて置いてありました。
宮沢賢治 注文の多い料理店 青空文庫
」 二人はめがねをはずしたり、カフスボタンをとったり、みんな金庫のなかに入れて、ぱちんと錠をかけました。
宮沢賢治 注文の多い料理店 青空文庫
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標準
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