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観月

かんげつ
名詞動詞-サ変
1
標準
moon viewing (esp. during the eight month of the lunar calendar)
文例 · 用例
芭蕉の居を卜せしは即ちこの川の北岸にして、満潮の潮がしらに川角へさし来る水の勢に乗つて照り渡れる月に句を按じ、あるいは五本松あたり、一川の上下に同じ観月の友を思へるなど、皆こゝに居たるよりの風雅のすさびなりけんと想はる。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
いまから十八年前、画学生の逸作と娘歌人のわたくしとは、同じ春の宵に不忍池を観月橋の方から渡って同じくこの料亭のこの座敷でご飯を食べたのであった。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
東京ドームを借り切った電脳遊園地という名のはでな発表イベントを南野陽子がすっぽかし、宣伝担当が宮沢りえに、さらに観月ありさへと移り変わったあのマシンだ。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
南野陽子と宮沢りえに払ったギャラはドブに捨てたと諦めて観月ありさでがんばれば、マルチメディア・ソフトの再生器として人気を得初めたTOWNSは、さらにもう一段伸びると思う。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
秋空一碧、今夜の月はうつくしからう、結庵三度目の名月、観月句会を催ほすのである。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
観月会、――其中有楽。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
観月感慨無量、戦線をおもひ銃後をかへりみる、遠近親疎、有縁無縁、南無阿弥陀仏。
種田山頭火 一草庵日記 青空文庫
自分の若い職人が一人、順吉というお島の可愛がって目をかけている小僧と一緒に、熱い仕事場の瓦斯の傍を離れて、涼しい夜風を吸いに出ているのに、ふと観月橋の袂のところで出会した。
徳田秋声 あらくれ 青空文庫
作例 · 標準
「まあ、今夜の月はなんて綺麗なの」と彼女は感嘆し、ベランダに椅子を出して心ゆくまで観月に耽った。
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澄み渡った秋の夜空を見上げ、縁側に月見団子とススキを供えて家族で静かに観月を楽しんだ。
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古都の寺院では、観月の名所として知られる広大な庭園が、満月の時期に合わせて期間限定で夜間公開されている。
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