民主主義
みんしゅしゅぎ
名詞名詞-の形容詞
標準
democracy
文例 · 用例
満洲や台湾の苦力や蕃人を動物を使うように酷使して、しこたま儲けてきた金で、資本家は、ダラ幹や、社会民主主義者どもにおこぼれをやるだろう。
— 黒島傳治 『入営する青年たちは何をなすべきか』 青空文庫
そもそも民主主義とは、――いや、これはどうも、あまりに唐突で、自分で言い出して自分でおどろいている有様で苦笑の他はございませんが、実は私は、まったく無学の者で、何も知らんのです。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
それでまあ、日本でもいよいよこの民主主義という事になりますそうで、おめでたい事と存じていますが、この民主主義のおかげで、男女同権!
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
」 私は、所謂文化講演会だの、座談会だのに出て、人々に民主主義の意義などを説き聞かせるのは、にがてなのである。
— 太宰治 『母』 青空文庫
もっとも文壇社会党には便乗的民主主義が多くていかん。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
彼等は家庭に帰れば皆善良なる市井人であり、職場では猫の口が喋る如く民主主義を唱え、杓子の耳が聴く如くそれに耳を傾けている筈だが、しかし、人間を愛することを忘れて、いかなる民主主義者があろうか。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
民主主義織田作之助 彼は人気者になら誰とでも会いたがった。
— 織田作之助 『民主主義』 青空文庫
野坂参三なら既にして人気者であり、民主主義の本尊だから、誰とでも会うだろう。
— 織田作之助 『民主主義』 青空文庫