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敵方

てきがた
名詞
1
標準
hostile party
文例 · 用例
其時其の土地の者が敵方へ同情を寄せていると、通過させなければ明白な敵対行為になるので武力を用いられるけれども、通過させることは通過させておいて、民家に宿舎することを同盟謝絶して其一軍に便宜を供給しない。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
確か、貴下の先生の酒井さんは、その時の、あの敵方の大立ものじゃなくって?
泉鏡花 婦系図 青空文庫
すると、ボールを緊かと抱えたまゝ一たん敵方の群より逃れます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
彼は、ときには敵方のイギリス軍の前線へもぶら/\やつて来ることがありました。
鈴木三重吉 勇士ウ※ルター(実話) 青空文庫
それは尖の方に縄切を結えた大きな竹竿を建て、両組に別れた少年達がその下に押し寄せて、敵方の妨害をしながら隙を見て竹竿に攀じ登り、解いた縄切を味方に執らすように投げて、其処へも迫って来る敵方を排し除けて首尾良く味方の陣地に持ちつける遊戯であった。
田中貢太郎 青空文庫
仮令ば敵方にて此方の色を察し出向はゞ、その処にて合戦すべし、何のこはきことが候ふべき。
菊池寛 姉川合戦 青空文庫
戦国の世は、日本同士の戦争であるから、スパイは、敵にも味方にも沢山入り混っていたわけだから、元就のこういう後悔はすぐ敵方へ知れるわけである。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
ある日、元就、老臣共を集め座頭の聞くか聞かないか分らぬ位の所で、わざと小声で軍議を廻らし、「厳島の城を攻められては味方の難儀であるが、敵方の岩国の域主、弘中三河守は、こちらへ内通しているから、陶の大軍が厳島へ向わぬよう取計らってくれるであろう」と囁いていた。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
作例 · 標準
情報漏洩を防ぐため、敵方のスパイには特に警戒が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
交渉の席では、常に敵方の出方を注意深く見極める必要がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
戦況は依然として膠着しており、敵方も我々も決定的な動きを見せない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash