文弱
ぶんじゃく
形容動詞名詞
標準
(enervating) attraction to books or learning
文例 · 用例
併しその口ぶりによると、大三郎はそういう質の子供に免がれがたい文弱の傾向があるらしかった。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
文弱と言つてなげいてゐたひともあつたやうでございますし、なんと優雅な、と言つて口を極めてほめたたへてゐたひともございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
シナはあまりに文弱であり過ぎる。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
彼は師の信西入道をも驚かすほどの博学で、和歌に心を寄せる兄の忠通を常に文弱と罵っているほどに、抑えがたい覇気と野心とに充ち満ちている人物であった。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
頼長が兄を文弱と軽しめていることは、忠通の耳に薄々洩れきこえていた。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
彼は予を文弱と侮っているとか申すが、忠通は藤原氏の長者じゃ。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
蔭では兄の文弱を日ごろ罵り卑しめている頼長も、さすがに殿上で顔を向き合わせては、有る甲斐なしに兄を言い破るわけにもいかない。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
日本歴史では平家の壇の浦の最後を、清盛からはじまる平家のおごりと文弱に原因をおいて話すのが普通でもある。
— 宮本百合子 『今日の生活と文化の問題』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、文弱な傾向があり、あまり外で活動したがらない。
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文弱すぎる生活は、体力の低下を招く可能性がある。
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彼女は、文弱な趣味を持ちながらも、知的好奇心は旺盛だった。
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