石屋
いしや
名詞
標準
stone dealer
文例 · 用例
みづから塗れる伯林青の、 むらをさびしく苦笑ひ、胡桃覆へる石屋根に、 いまぞねむれと入り行きぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
淋い、森とした中に手拍子が揃って、コツコツコツコツと、鉄槌の音のするのは、この小屋に並んだ、一棟、同一材木|納屋の中で、三個の石屋が、石を鑿るのである。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
折から夏休みにの、お邸中が浜の別荘へ来てじゃに就いて、その先生様も見えられたが、この川添の小橋の際のの、蘆の中へ立てさっしゃる事になって、今日はや奥さまがの、この切通しの崖を越えて、二つ目の浜の石屋が方へ行かれたげじゃ。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
二つ目の浜の石屋が方へ、暮方仏像をあつらえに往った帰りを、厭な、不気味な、忌わしい、婆のあらもの屋の前が通りたくなさに、ちょうど満潮を漕げたから、海松布の流れる岩の上を、船で帰って来たせいであろう。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
うしろの小松原の中から、のそのそと人が来たのに、ぎょっとしたが、それは石屋の親方で。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
それにしても、また石屋の親方が、水に彳んだ姿が怪しい。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
石屋の親方が自分を背負って、世話をしてくれたのも、銑さんが船を漕いだのも、浪も、鴎も夢ではなくって、やっぱり今のが夢であろう。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
二つ目の浜の石屋に頼まれての、今度建立さっしゃるという、地蔵様の石を削るわ。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
作例 · 標準
お墓を建てることになり、評判の良い石屋を探している。
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亡くなった祖父のために、石屋に立派な墓石を注文した。
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この地域の伝統的な建築には、地元の石屋が加工した石材が使われている。
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古い石蔵の修復を依頼するため、専門の石屋に相談した。
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