悪徳
あくとく
名詞頻度ランク #11588 · 青空 426 例
標準
vice
文例 · 用例
ルーレットのモナコ、悪徳の町、三十九の機会の町、妾の運命、そんなとりとめのない頽廃した意思が妾を支配していたのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
この専制君主的な儀礼の門を潜って、ロダンさんが事務所で入場券をお求めになると、妾達はこの悪徳による王国の財政の基礎の中に這入って行ったのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
貧乏は悪徳である、貧者はその自覚の抑圧に苦しみ、富の美徳を獲得せんと焦慮するために働きあるいは盗み奪う……」 呉服の地質の種類や品位については全く無知識な自分も、染織の色彩や図案に対しては多少の興味がある。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
おそらくは、あの少女のこれが父親であろう主人に、ざくざく髪を刈らせて、私は涼しく、大へん愉快であったという、それだけの悪徳物語である。
— 太宰治 『美少女』 青空文庫
多くの犯罪、悪徳、不健康も含有されがちです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
往々見るところの女流の鉄拐は、すべて汚行と、罪業と、悪徳との養成にあらざるなし。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
「――殺人は人間の行為の中で、最も悪徳の行為だ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
人間の世に於いて、みじめな、敗者、悪徳者を指差していう言葉のようですが、自分は、自分を生れた時からの日蔭者のような気がしていて、世間から、あれは日蔭者だと指差されている程のひとと逢うと、自分は、必ず、優しい心になるのです。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
作例 · 標準
悪徳に染まった生活を送った末に、彼は全財産と信頼を失った。
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その哲学者は悪徳を単なる不道徳ではなく、人間の本性への背反として論じた。
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「悪徳とは何か」という問いに対し、学生たちはさまざまな倫理的観点から議論した。
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ウィキペディア
悪徳 とは、関連する社会において一般的に道徳的に誤りと見なされる行為、振る舞い、習慣または事柄である。より軽い用法では、悪徳は欠点、否定的な性格的特性、欠陥、弱点、または悪いまたは不健康な習慣を指すことがある。悪徳は通常、人の道徳よりも性格や気質の欠陥と関連付けられる 。 悪徳の同義語には欠点、罪、堕落、不正、邪悪さ、腐敗などがある。悪徳の反意語は美徳である。
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