自意識
じいしき
名詞頻度ランク #21729 · 青空 332 例
標準
self-consciousness
文例 · 用例
所謂自意識は人を不自然にする。
— 中原中也 『詩と詩人』 青空文庫
たとえば、帽子をあみだにかぶっても気になるし、まぶかにかぶっても落ちつかないし、ひと思いに脱いでみてもいよいよ変だという場合、ひとはどこで位置の定着を得るかというような自意識過剰の統一の問題などに対しても、この小説は碁盤のうえに置かれた碁石のような涼しい解決を与えている。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
このごろはまた、自意識過剰とかいう言葉のひとつ覚えで、恥かしげもなくほうぼうへそれを言いふらして歩いているようです。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
それはあたかも自意識のある動物が、われわれには不可知なある感情を表わすためにもがいているようにも思われ、あるいはまた充実した生命の歓喜におどっているようにも思われた。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
一方には、自意識と神経と血のかよった生きた人間。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
私にも、その頃はまだ、自意識だのなんだの、そんなけがらわしいものは持ち合せ無く、思うことそのまま行い得る美しい勇気があったのである。
— 太宰治 『デカダン抗議』 青空文庫
金と閑と名声と厚かましさを持っているが、自意識や高貴な精神に欠けている中年男がふと陥りやすい淫蕩生活へ、小郷は何の反省も苦悩もなく自然に陥っているだけだ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
『虞美人草』の藤尾の性格は、我儘に育った我の強い所から来たのか、自意識の強いモダーンな所から来たのかと云うのですか。
— 夏目漱石 『予の描かんと欲する作品』 青空文庫
作例 · 標準
思春期になると、誰もが自意識が芽生え、他人の目が気になるものだ。
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彼女は強い自意識を持っており、自分の意見をはっきりと主張する。
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過度な自意識は、時に行動を制限してしまうことがある。
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