自覚
じかく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #3783 · 青空 3891 例
標準
self-consciousness
文例 · 用例
自覚的な何物をも観せてくれないで神経生存の報告をして下さる。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
その退却する時十分自覚的でなかつた如く、今更めて立向ふにも自覚的な人は甚だ稀なやうである。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
フォルムの自覚のないものは、「やりつぱなし」に過ぎぬ。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
こうした貞淑の妻にかしずかれて、日本での晩年を平和に暮した詩人ヘルンは、さすがに自らその寂しい幸福を自覚していた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
初めて病気の発作が起った時、ヘルンは自己の運命をすっかり自覚し、死後における妻子の保護と財産の管理とを、親友の法学士に一任して、後に心がかりのないようにした。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
――私は西田幾多郎著「自覚に於ける直観と反省」に共鳴するものだ。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
然るに素質は自覚されてからは物性を超越するもの、従て有意的に変るものであります。
— 中原中也 『小林秀雄小論』 青空文庫
そしてこの不妊期が心臓(ヒュマニティの実質)を目覚ますものらしい―― 彼が考へることは彼の良心を自覚的にするだけで、だから彼はその自覚的になつた良心でする経験、即ち修得物を詩にすればよいのだが、彼は余りに美事に考へたので、考へたことをその儘詩の中に持ちだしたいといふ欲望があるやうだ。
— 中原中也 『高橋新吉論』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の未熟さを自覚し、努力を始めた。
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リーダーとしての自覚が芽生え、行動が変わった。
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「今の君に足りないのは、当事者としての自覚だよ」と先輩に言われた。
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ウィキペディア
自覚(じかく)とは、自分自身の置かれている状態や自分の価値を知ること。本来は仏教用語である。自覚は単に意識の有る無しを意味するほかに、文字通り自ら覚ることを指す。「覚る」とは気付くことであり、気がつかないことを反対語として不覚(ふかく)という。分裂状態も意識が統一を成し、純粋経験を経験するためには、「見られる意識」と「見ている意識」という主観と対象の対立を克服する必要がある。
出典: 自覚 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0