幻聴
げんちょう
名詞頻度ランク #38984 · 青空 90 例
標準
auditory hallucination
文例 · 用例
私に課せられている暗鬱な周囲のなかで、やがてそれは幻聴のように鳴りはじめた。
— 梶井基次郎 『筧の話』 青空文庫
この時の音は、私の幻聴ではなかったのです。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
あのトカトントンの幻聴は、虚無をさえ打ちこわしてしまうのです。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
このイエスの言に、霹靂を感ずる事が出来たら、君の幻聴は止む筈です。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
哀れな童女の歌声が、幻聴のように、かすかに遠くから聞えます。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
するとその芽が切なく叫んだやうに、赤子の泣き声が桂子の耳の奥に幻聴を起させた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
事によったら例のファキイルと云う奴がアルラア・アルラアを唱えて、頭を掉っているうちに、覿面に神を見るように、神経に刺戟を加えて行って、一時幻視幻聴を起すに至るのではあるまいか。
— 森鴎外 『百物語』 青空文庫
だが、それを幻聴だと思ったのだろう。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
作例 · 標準
静かな部屋に一人でいるはずなのに、誰かが囁くような幻聴が聞こえて不安になる。
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薬の副作用によって、一時的に音楽が鳴り止まない幻聴に悩まされた。
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ストレスが極限に達した彼は、周囲に誰もいないのに自分を責める幻聴を訴えた。
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