涎掛け
よだれかけ異読 ヨダレカケ
名詞
標準
bib
文例 · 用例
此の近代的設備の脚下の道傍に古い石地藏が赤い涎掛けをして、さうして雨曝しになつて小さく鎭座して居るのが奇觀である。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
私はまた、日本の田舎の町辻にある涎掛けをかけた石の地蔵とか、柳の落葉をかぶっている馬頭観音とかいうものの姿が、直ぐ其処らにでも見当るような親しさで、胸に思い出して居た。
— 岡本かの子 『褐色の求道』 青空文庫
お銀も貰い泣きをしながら、子供に涎掛けを出してくれなどした。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
「あの人の咽喉をごらんなさい」 見ると、二、三歳の小児のような涎掛けが頸部にぶら下がって、男は片手をあげてそれを押えているのだった。
— 北條民雄 『いのちの初夜』 青空文庫
中から、子供の涎掛け、台所用の前掛け、つぎだらけの敷布などが飛び出した。
— 岸田國士 『ふらんす役者気質』 青空文庫
それに並んで、実物よりもよほど大きいかと思われる黒い石の牛が蹲っていて、大きな涎掛けが掛けてあり、角もいろいろ結びつけてありました。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
一人の細君が涎掛けを持って来て、刺繍をしてくれと頼む。
— LE VIGNERON DANS SA VIGNE 『ぶどう畑のぶどう作り』 青空文庫
細君は、どれがどうだかわからずに、それでも粗末な涎掛けのために、手の込んだ、金のかかる刺繍を選び出す。
— LE VIGNERON DANS SA VIGNE 『ぶどう畑のぶどう作り』 青空文庫
作例 · 標準
赤ちゃんにご飯を食べさせるときは、必ず涎掛けをつける。
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新しい涎掛けを何枚か買ってきてほしい。
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この涎掛けはデザインが可愛くてお気に入りだ。
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