機嫌を損ねる
きげんをそこねる
表現動詞-一段
標準
to displease
文例 · 用例
お願い奉ります、無知なるがゆえ貴女の機嫌を損ねることがあろうと、我を許し給い永遠に一緒にいてくださると約束してください。
— A. ビアス A.Bierce 『羊飼いハイタ』 青空文庫
お前はどうも気が短いから、何かまた殿様の御機嫌を損ねるようなことをしたんじゃないか。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
唐の時の宰相は、皆貴族階級の中より出で、一度其位置に到ると、天子と雖も其權力を自由に動かす事が出來ない習慣であつたが、明以後は如何に強大なる權力を有する宰相でも、天子の機嫌を損ねると、忽ち廢黜せられ、一個の平民とせられ、囚人と墜さるゝ。
— 内藤湖南 『概括的唐宋時代觀』 青空文庫
猿はなにやら機嫌を損ねるようなことを言ってしまったのだと勘違いしたのか、まるで声を発したことなど嘘だったとでも言わんばかりの白々しくも空々しい態度をとり、おのれの放った言葉を中途半端に空中に漂わせたまま、船の行く手の白波を眺めて物思いに耽っているかの表情をしてみせる。
— 石塚浩之 『桃太郎』 青空文庫
召使ひだつて、私の肩を持つたおかげで、若旦那さまの御機嫌を損ねるのは、氣がすゝまないし、リード夫人に至つては、全然これには眼を閉ぢてゐた。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
しかし、レストー夫人の機嫌を損ねるのではという危険を冒してでも、この二枚目を困らしてやりたいと思った。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
女王様のおきげんをそこねるのは恐しい、一たい、どうしたらいゝだらう。
— 宮原晃一郎 『虹猫と木精』 青空文庫
作例 · 標準
些細なことで上司の機嫌を損ねてしまった。
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彼女の不用意な発言が、会議の雰囲気を悪くし、皆の機嫌を損ねた。
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「おい、そんな言い方で客の機嫌を損ねるなよ!」
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